Voice
お客様の声をお伝えする“Voice”
お手伝いさせていただいたお客様にNanairo Creative Farmとどんな関わりをしたかお話いただきました。
《職種》
フリーライター
《制作内容》
本の表紙カバーデザイン、プロモーション支援(フライヤー、店頭POPデザイン、SNS運用、プレスリリース支援、プロモーション動画制作)
盛岡の飲食店主10人についてこれまでの約10年を奮闘する姿を本にしました。今回は本のカバーデザイン、プロモーション等、幅広くお手伝いいただきました。
思い・考えの整理から生まれたデザイン
最初、『こういう本を書きたい』と漠然と考えながら書いていました。表紙のデザインをお願いする際、ヒアリングしていただき、考えを整理していただきました。私のモヤッとした考えが整理する事でスッキリと見えてくるようになりました。そのおかげでメディアの取材時に本の内容や思いについて、伝えたいことを話しやすくなったと思います。その思いや考えを形にしていただいた表紙は、漆の塗りを表現した赤と白の組み合わせのデザイン。店頭でも文庫本の小ささをカバーできるくらいの存在感があり目立つものとなりました。
将来の読者と本をつなげるために
本の発売後、『本は出してからが終わりではなく、そこから将来の読者と本をつなげることが大事』という事を教えていただき、プレスリリースのアドバイス、SNSを使用した情報発信、本の内容を深く知っていただくためのコンセプト動画と幅広く進めていただきました。目的を意識した考えで進めていただき、自分の考えでは、ここまでできなかったと思います。
寄り添ってもらえることは心強い
今回仕事をお願いして一番良かったことは、デザインの質はもちろんのこと、背中を押していただいたり、寄り添っていただいた事です。書店への本の搬入やメディアの取材も立ち会っていただき、不慣れなSNS運用も背中を押していただきアドバイスをいただきながら進められました。分からない事をすぐに相談できる人が近くにいたのは心強かったです。まさにNanairo Creative Farmが目指している虹と太陽の関係であったと思っています。
《職種》
演奏家
《制作内容》
コンサートのフライヤー
方向性を示していただくことで想いがクリアに
私たちのコンサートのフライヤーをデザインしていただきました。
フライヤーを依頼する際、何をデザイナーさんに伝えると良いアイディアになるか分からないところがあるんですよね。また、メンバーが集まって議論する時間もなかなか取れないのでメールなどで連絡をしていますが、想いを言葉にするのも難しい。そんな中、フライヤー制作にあたりコンセプトシートを作成して進行していただきました。コンサートの目的やテーマについての確認と提案、それに基づいたデザインの方向性をあらかじめ定めていただきました。これが私たちにとって都合がよく、メンバー内の想いや方向性をまとめやすくとても助かりました。
方向性が定まると校正のスピードも早い
コンセプトシートの内容が決まってからデザインを出していただきましたが、方向性が定まっていたので、出していただいたデザインは納得のいくもので、特に大きな修正も無くすぐにデザインを決めることができました。あまりに早く決まったので、逆に不安になるくらいでした(笑)
私たちを知ってくれていることからの安心感
鈴木さんはメンバー全員と面識があったり、ご自身も楽器を演奏されていることから、細かいニュアンスを説明しなくても理解していただけているのは心強いです。デザインの質が高いのはもちろんの事、私たちの事を親身に考えていただきながらデザインしていただくので出てくるデザインに不安がないんです。これからも良いお付き合いをさせていただきたいと思っています。
《職種》
営業職(保険営業)
《制作内容》
営業時に使⽤する⾃⼰紹介ツール
⾃分の考えの変化に気づくきっかけになった
初めて伺うお客様に⾃分の事を知っていただくためのチラシを作っていただきました。
最初は今まで使っていたチラシと同じ内容で良いと思っていましたが、ヒヤリングを重ね、「誰に何を伝えるのか」「成し遂げたいことは何か」を明確にしていただいたことで、今までのチラシへの違和感が⽣まれ、内容を変更することにしました。時間とともに⾃分の考えや営業スタイルが変化している事に気がついたんですね。
⽬的を明確にする事で、満⾜のいくものに
デザイナーさんの仕事って、⾃分が作りたいイメージを伝え、掲載したい⽂章や写真を⽤意した上でデザインする事だと思っていました。しかし今回、何のためのチラシなのかという事を深堀りながらヒアリングしていただき、⽬的を明確にした上でデザインしていただいたので、そのプロセスがとても新鮮でした。その結果、仕上がったものは⽬的に対して内容とデザインがマッチしており満⾜いくものになりました。
新しいデザインが⾃分の⾃信に繋がった
新しいデザインになってから使えるまで少し時間が必要だったのですが、その使えない時期は「早く使いたい!」という気持ちでいっぱいでした。それは、チラシが⾃分が伝えたいことが整理された状態になり無駄がなくなった事で⾃信に繋がったからだと思います。今回は、チラシの制作を通じてデザインの表現の幅や、⽬的によってデザインが異なるということが知ることができ、とても勉強になりました。これから、このチラシを使って⾃分の業務に邁進していきたいと思います。
《職種》
飲食店経営(ラーメン店)
《制作内容》
店舗のVI設計、ロゴマークデザイン、ショップツールデザイン、ビジュアルアドバイス
仕事への向き合い方を具現化したことで、辛いときでも安心していられるし自信になっている。
店を出すと決めてから、オープンまでの準備がすごく大変で、正直、ロゴとかカッコよければ良いと思っていたんです。でも、仕事への想いや、店をどのようにしていきたいかなどヒアリングしていただいた事で、漠然と考えていた事を、ロゴの設計をきっかけに明確になっていきました。メニューの開発や道具の準備など大変な中、ロゴが決まったおかげで道が一気に開けたように感じました。 店をオープンして時間が経過し、改めて振り返ると、自分が何を目指すのか、どうやって仕事をやっていくか、どのようにお客様と向き合うかなど、考えや想いを全部形にしたことで、つらいときでも安心していられるし仕事をするうえで自信になっています。これが一番の価値だなぁと感じています。